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Rのインストール/環境設定

リポジトリからRインストーラをダウンロード

Rの公式サイトにアクセスします。

R公式サイトの画像1 R公式サイトの画像2

"install R for the first time"と書かれてますが、初めてじゃなくてもここからインストールできます。

次に、下のリンクからWindows用のRインストーラをダウンロードできます。

R公式サイトの画像3

あとはインストーラにしたがってインストールするだけですが、インストール先の初期設定は変更した方が無難なようです。C:/R以下に、Rのバージョンが分かるようなフォルダを作成し、その中にインストールするとよいようです。

Rのインストール先

私の環境では上のようになっています。以前にインストールしたRが残っているのでバージョン管理が可能です。今のところ必要になったことはありませんが。結構サイズも大きいので、削除してもよいかもしれません。(追記:消すのもあれなので、zipに圧縮しました。)

R Studioのインストール

RStudio公式サイトでインストーラをダウンロードします。インストール先は初期設定のままで大丈夫です。

RStudio公式サイト

VSCodeの設定

Visual Studio Codeはマイクロソフトが開発しているテキストエディタです。

ここではすでに一通りの環境が揃っているとして、Rをバージョンアップしたときの作業を説明します。

VSCodeは自分で新しいRのパスを指定する必要があります。Ctrl+,を押すと設定画面が表示されるので、検索画面で「rpath」と入力します。そこでパスを設定します。

VSCodeのRパスを設定

.Renvironの設定

.Renvironとは、Rの環境設定などを記述しておくための特別なファイルで、Linuxなんかでよく使うrcファイルみたいなものです(?)。 Rの初期設定では、ライブラリのインストール先は、 R/R-x.x.x/libraryに設定されていますが、 このままだと、Rのバージョンを更新するたびに既存のライブラリをコピーする作業が必要になります。 公式サイトでもそうすればいいと書いてあるのですが、いかんせん容量を食います。 バージョン管理という観点でいえば、バージョンごとにライブラリを管理するのは好ましいと思いますが、個人利用が主な場合はあまり気にする必要がありません。 むしろbaseやstatsなどの最初から入っているライブラリと追加で入れたライブラリを分けておきたくなります。 そこで追加でインストールするライブラリの保存先を.Renvironで設定します。 .Renvironについてはたとえば このページ なんかがわかりやすいです。

Windows環境では

          
HOME=C:/Users/yourname
R_USER=${HOME}
R_LIBS_USER=C:/R/win-library/library
R_ENVIRON_USER=${R_USER}/.Renviron
R_PROFILE_USER=${R_USER}/.Rprofile
LANGUAGE="en_US.UTF-8"
LANG="en_US.UTF-8"
          
        

などのように書いておき、ホームディレクトリ内に.Renvironという名前で保存しておけば、指定したフォルダに追加のライブラリを保存することができます(yournameの部分は自分の環境に合わせて変更してください)。

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